セキボンのデュエルマスターズ日記inブログ

北海道 社会人DMプレイヤー 超不定期更新

【GP8th準優勝しました】

card100064811_1.jpg



全国への切符を手にした運だけ男の話。
夢はDMうま男。


謎の声「こういう記事は鮮度が命だって言ってんだろ!!!!!!!!!!!!!」

ぼく「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ」



本当に今さら過ぎますが、もう恐らく二度とない機会なので、ここに筆を執りたいと思います。













──平成31年、4月。

セキボンに転機が訪れる。

_106250427_japanera.jpg


ぼく「転勤という転機」
謎の声「やかましいわ」

慣れない職場、新しい仕事、役に立たないこれまでの経験──。



時間が足りねえええええええええええええええええええええ



昨年度まで毎日定時上がりとかいう神の職場環境に身を置いていたためか、毎日の終わらない残業ラッシュで、ゴリゴリ削られる体と心と時間!!!(ただ、今の職場は結構好きだよ!)

cover-9OpVNT6pAGVxt32dQoyq0kmaJQOApyEu.jpeg


眼前に“目標”が迫るも、デュエマどころではない日々を送るセキボンなのであった……。

(このブログが今更書かれているのも、つまりそういうこと………)



◆◇◆ 目 次 ◆◇◆

■とぅーぶろっく構築編
■でんどぅー構築編
■頼りになる男、◆ドラえもん
■出陣──。
■ふぃーちゃー
■快進撃、そして──。
■どうしてこうなった
■喝。
■最高の舞台へ
■天国、地獄、やっぱり地獄?
■決勝
■終わりに



※まえがき、というか注意
長いです(約16000字超)。暇な人だけ読んでください。
②感情の上がり下がりが激しいです。また「運」という言葉が頻発します。不快に思われる方はブラウザバック推奨。



──。



■とぅーぶろっく構築編

昨年度、絶十サッヴァークという愛機を手に入れたセキボンは、惜しくも“DMPランキング上位者”としての全国出場を逃したものの、DMGP8thでの2byeという、貴重すぎる権利を手にしていた。

一方で、恐らくもうこんなチャンスはないだろうということも重々承知していた。北海道に住みながらDMPランキング上位をキープし続けるのは、余りにも無理があるからだ。

だからこそ、このDMGP8th2byeというチャンスは、無駄にできなかった。モノにしたかったのである。

……しかし、朝から夜まで働き詰めの毎日を送る中で、更に趣味に対して精神と睡眠時間を割けるほど、若くはなかったのである(実際に睡眠時間をギリギリまで割いて、働きながらDMしてる鉄人が世の中にはいるようですが……)

そこで頼ったのが、“北のkuro”を中心に発足した、北海道勢のskypeグループ(名前はまだ無い)。彼らは2ブロックに焦点を当て、毎日調整を続けていた。

そんなグループに誘ってもらい、自信のある構築とプレイをシェアするに至ったのだ。



まぁ、実のところ自分は調整を眺めてるだけだったわけで。



謎の声「要はデッキ乞食ry」
ぼく「やめて」



何はともあれ、北勢の努力の結晶と2byeを手に、意気揚々とDMGP8th当日を迎えるのであった……。



IMG_7992.jpg






■でんどぅー構築編

ぼく「殿堂構築?いやぁ、何も考えてないっす」

2ブロック勝つ気満々マンだった上に、当然調整らしい調整もせずに当日を迎えたセキボンは、殿堂構築のことはほぼ何も考えていなかったのである!!!!!(クソ



ただ、使おうかなぁと思っていたデッキはほぼ2択で、「緑ジョラゴン」か、愛機「絶十サッヴァーク」であった。

ジョラゴンは環境的にジョラゴンが強くなりそうだなぁ(エアプ)といった感じで、絶十サッヴァークに至っては完全に“情デッキィ選択”である。

※情デッキィ選択:環境とかデッキパワーとかは特に考慮せず、ただ“思い入れがある(情)”というだけでデッキを選択すること。ジョーデッキーBOXの捩り。



そして更に言うと、もう殆ど答えは出ていた。



──ロクに使ったこともないデッキ(緑ジョラゴン)で、ミスをしないわけがない。



こうして殆どヤケクソに近い、DMGP8th2日目を迎えることが確定したのである(クソ



■頼りになる男、◆ドラえもん

さて、超天篇のカードプールが判明した直後から、セキボンが注目していたカードは言うまでもなくコイツである。

card100147242_1.jpg

3/30に、コイツを入れた構築で試しにvault大会に出場してみたところ、なんとそのままベスト4に。その時の構築がコレ↓

vault.png
vault2.png


はい、察しの良い人はもう気付いたかもしれませんが、この時点でDMGP8th準優勝のリストと“ほぼ同じ”なんですね~~~~w



良く言えば“既に完成されていた”
悪く言えば“ロクに調整していない”



……というのも、このデッキはもう勝てないと踏んでいたから、半分諦めていたんだよね。

card100147344_1.jpg

もうみんなコイツのせい。コイツに親殺されました(大嘘



DMGP8thで“対赤白轟轟轟”は避けては通れない道。プーンギ→ミクセルでほぼ完封されるこのデッキに、未来は無いと考えていた。

しかもこの時はヘブフォやオーリリアが入っているタイプが主流だったので、“たった4枚の穿ツ”に対する“重さ”があまりにあんまりだったのである。



2ブロでボロ負けしたセキボン「あーあ、【ちょっと魂穿ツ煌世ノ正裁Z】があったらなーーーー」

ちょっと魂穿ツ煌世ノ正裁Z 光文明 (4)
呪文:裁きの紋章Z
サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、この呪文をコストを支払わずに唱える)
相手のコスト4以下の、進化ではないクリーチャーを1体選び、持ち主のシールド1つの上に表向きにして置く。(そのシールドの束は1つと数える)
この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに自分のシールド1つの上に表向きにして置く。

※存在しません



頭がおかしくなったセキボン「思いついた!!!!!!」

card100042885_1.jpg

DMGP8th会場でテンションがおかしくなっているセキボン「◆ドラえもん、赤白絶対に殺すカード試したいから相手になって!!!」
君子になった◆ドラえもん「いいですよ」



──数時間後。



セキボン「YOEeeeeeeeeeeeeeeeee

◆ドラえもん「」



というわけであっさりボツになった“ZERO ハンド”案だが、この数時間の調整で収穫もあった。



一つ目の収穫は、“マシンガン・トーク”。ギラメシアで攻撃を躱した返しのターン、ハイオリーダを出すだけでは打点を捌き切れないことがよく発生した。本来ならそこでゲームセットなのだが、マシンガントークを採用することで、“無理盤面を返せる可能性”が残されるようになったのだ。

いやいやそんな都合よく…と思うかもしれないが、本来なら負けのところを返せる可能性があるだけで十分で、The ジョラゴン・ガンマスターを阻害しないことからも、効果の無いヴィンチよりよっぽど優先して採るべきカードだと気付けたのである。(実際に決勝2回戦の対赤白轟轟轟ではマシンガントークが勝負を分けた

もう一つの収穫は、“龍終”。穿ツで受ける都合上プーンギで横に広がっていることが多く、それを返すには龍終がもってこいだったのである。(この時点ではミッツァイル入りの赤白はまだそんなにメジャーではなかったので、盤面を寝かせればとりあえずターンが返ってくる、という意味)



こうして◆ドラえもんによって洗練化された「新生絶十」。正直2ブロックよりよっぽど自信は無かったが、

◆ドラえもん「このデッキ、僕とカイザも使っていいですか?」

と言ってくれたことも、セキボンの背中を押してくれた。

※カイザ:2018年度全国出場、滋賀県の強豪。
※◆ドラえもん:DMロボット。っょぃ。




■出陣──。

2byeを手に、いざ臨んだ3戦目。

呑気なぼく「有利対面だったらいいなーーー」

card73709573_1.jpg
card100067575_1.jpg






対話拒否デッキじゃねぇか!!!!!!!!

この手のデッキに勝つには“ナンバーナイン”しかねぇ………



ぼく「絶十どこだよ!!!!!!」



それ以前の問題でしたorz

(絶十サッヴァークというデッキタイプは、絶十が引けないと途端に買い取り束に変貌するのである!!!!!!!!)



しかし、相手も引きが良く無いのか、ループには入れず、幻のターンが返ってくる。

頼むぞナンバーナイン……。



と、転生絶十から奇跡のダイヤモン将がポロリ!!そこからトライガード、集結、トライガード、と繋げていくも……

ぼく「サッヴァーク立ててエンドです…」

流石に負け。

0-1(2-1)


card73710249_1.jpg
card100142259_1.jpg

やぁ!

IMG_7992.jpg


(ちなみに後からわかったのですが、この時の対面の方は、今プロとして活躍されている“つむーじー”さんでした。対戦ありがとうございました!)



■ふぃーちゃー

あぁ、天罰だ。

今日までロクに調整もせずに、ぶっつけで臨んだ自分への天罰が、あの“絶十引けない事故”からの“ナンバーナイン来ない事故”だったのだ。



8d4818a6833fbc33eb118affd3d690fd.jpg

アナウンス「第4回戦のフィーチャーマッチテーブルは、セキボン選手──」



え、



俺???



俺負けてるけど??????



そんな気持ちになったが、先の試合ですっかり意気消沈していたセキボンは、まぁ、せっかくだしいい記念にしよう、と思い、フィーチャー卓に足を向けるのであった。



ノン@ゴジット選手の超次元「赤白轟轟轟だよ!!」
プの文字が頭を掠めるぼく「来たか……」

とはいえ、ハンドは憤怒→剣参の絶好のもの。頼むぞ…………。

ノン@ゴジット選手「マナセットします」

card100050344_1.jpg



ぼく「ファッ?!」



index.png

ぼく「キタアアアアアアアアアアアアアアるぷす」

43ce14c63c762ec760b79c2a31c1ce15_mk.jpg
ii_tomoakiさんによる写真ACからの写真

憤怒、剣参、転生、穿ツ、さらにトライガード等も合わせて絶十絶十サッヴァークの盤面を作り上げる!

この時のセキボンの脳内「これに龍終を添えれば6点で勝ちこれに龍終を添えれば6点で勝ちこれに龍終を添えれば6点で勝ちこれに龍終を添えれば6点で勝ちこれに龍終を添えれば6点で勝ちこれに龍終を添え」

そして勝ちを確信して返ってきたターン、剣参と集結を駆使して龍終がようやく見えたのは、残りデッキが6枚になってからであった。



ようやく冷静になるぼく「あれ、これ何らかのトリガーで止まったら負けるが……(山的に」



結局何事も無く6点が通り勝利、放送席に呼ばれて「本当に上手い!」などのお褒めの言葉を頂戴するわけだが、当の本人は(マジでミスった………)というテンションであり、そのことは◆ドラえもんや北のkuroにも即座に指摘される。

セキボンのプレイを心配する◆ドラえもん「あれスマッポンもそうですけど、最近は行燈どろん入りも増えてて、バツトラとか捲られてたら危なかったですよ!」

全くその通りだ。何ならこの後当たる“じゃきー”選手のジョラゴンにはハヤブサマルまで入っている。

あのターンは相手のリソース的にもあんなに慌てるターンではなく、ハイオリーダを起点に場も手札も盾も盤石にし、その次のターンで悠々とケリをつければ良かっただけだ。(ハイオリーダは剣参で加えられるチャンスがあった)

そこを、「龍終で勝てる」という思い込みにより見失っていたのは、メンタルの弱さもそうだし、練習不足と言われればそれもそうだった。



冷静になる僕「まずは一勝。」



死にかけのメンタルを奮い立たせ、次のラウンドへと向かう。


1-1(3-1)



■快進撃、そして──。

続く対チェンジザには先攻2-4-6チェンジザエナホ勝リュウで負けを確信するも、相手にチャフ引けない事故が発動し辛勝。

対覇道は相手が事故り気味のところに紋章連打で快勝。

対アナシャコ?にはロストソウルですべてを失い、今度こそ負けを確信するも、強すぎるトップと綿密なボトム調整で山札残1で奇跡的にダイレクトアタックに成功。

対サザンにはプーンギ・タスリクを引かれずに済み、4tサッヴァークで快勝。

……と、ぬるぬると勝ち進み、気付けば5-1(7-1)。

(当たり方的にジョーカーズの方がもっと楽に勝ててた環境だった説ない……?)などと思いつつも、あと一勝にまで迫ったミクセルP。

開幕早々ウォズレックに轢かれて今日はおしまいだとばかり思っていたが、ある時は豪運で、ある時は相手のミスで拾ってここまで来た。もしかしたら今日は“イケる日”なんじゃないか。



そうして臨んだ運命の9回戦。先攻を取った相手から場に送り出されたのはコイツだった。

card100005044_1.jpg



──まずい。

この時点で、ほぼ赤白轟轟轟。違ったとしても、何らかの速攻~ビートダウンであることは明白だ。

そしてこの時、セキボンのハンドには不可欠なものが欠けてしまっていた。

card100127913_1mono.jpg

祈るようにターンを渡す。そして飛んできたのは、当然プーン



card100067593_1.jpg



ミクセル?!

相手「ラプソディで攻撃」



しかも刻んでくる!!!

なんで、どうして俺のハンドには穿ツが無い?!何なら絶十を封じられてるが?!?



渋い顔で相手の攻撃を受け容れる。こちらの動きは憤怒のみ。



ま、まぁ言うてまだ大丈夫。盾から穿ツが来るかもしれないし、追加の打点がなければまだまだ余裕のある展開……



3ターン目の相手「2マナで」

card100147344_1.jpg

IMG_7992.jpg

どっから来たんだよそのプーンギいいいいいあいいいいい

そして穿ツはどこおおおおおおおお?????????????????



──そうして、セキボンはその小型クリーチャーらにぺちぺち殴られ、そのまま散っていったという。



5-2(7-2)



なぁんだ、わかり切ってたことじゃないか。

このデッキは、プーンギ、ミクセルで、詰む。

だから、一度このデッキを諦めたんじゃないか。

そして、“避けては通れない”と自分で評した“赤白轟轟轟”に、“想定通りの負け方”をした、ただそれだけのことなのだ。



8d4818a6833fbc33eb118affd3d690fd.jpg



あぁ、無調整で臨んだ自分には、お似合いの終わり方だ。

いい夢を見させてもらったよ、本当にありがとう………………



……………


………










?!?!?????!!??????!?



image3.png

image3.png

image3.png

IMG_7992.jpg





セキボン、人生初のGP予選通過である(嬉し過ぎて腰抜けた



■どうしてこうなった

殆ど奇跡に近いミクセルを手にし有頂天のセキボンに、場内アナウンスが響く。

アナウンス「決勝トーナメント、第1回戦のフィーチャーマッチテーブルは、セキボン選手──」

image1.jpeg

正直殆ど生きた心地がしていなかったので、こっから先は「記念になれば」程度のもので、モルネクを取ってやる!などという気概は胡麻粒程度にしかなかった。

しかし、その心持ちが仇となるのはこの数分後。


↑正直恥ずかしいのであんまり見ないで欲しいw

弥生町選手「バイナラセット」

僕「来たな有利対面……」

そしてハンドは憤怒剣参で最高。もろたで工藤!



4t目の弥生町選手「エンドです」



4パス?!?!???

ガヨウ神無し?!?!?????



僕「(いいんですか先輩こんなイージーウィンしちゃって……)」



そして冷静に盤面を見ると、相手のマナにはジョラゴンとバイナラ。手札は2枚。

こちらの選択肢としては、ダイヤモン将ポン置きでゆっくり入るのが良さそうだが……



謎の深読みをするセキボン「(あの残してるハンドが同じくジョラゴンとバイナラだったとしたら、ダイヤモン将ポン置きは一方的にジョラゴンで消されて手札とテンポを失ってしまう…。ここは絶十とダイヤモン将両方立てて、ジョラゴンバイナラで走られても片方が残る盤面の方が強くないか……?(大嘘))」



そうして、歯車は狂った。



セキボンは3枚目の集結をマナに置き、ハンドを全て使い切って絶十ダイヤモン将の盤面。上からの紋章に賭けるという選択に。

その返しに飛んできたのは………

card100067527_1.jpg

え?!お前どっから来た???????



まずいまずいまずい………(ここでプレミに気付く



それでも上から紋章でゲームになる、頼む頼む頼む!!!

card100101057_1a.jpg

アアアアアアアアアアアアアア

セキボン、元々持っていたハイオリーダを無念のポン置き!



まだだ、まだジョラゴン2枚立てには届かないはず。

予想通り、相手はリソースを伸ばしてターン終了。



まだ、まだチャンスはある。トップが軽い紋章なら間に合う…………

card100142259_1.jpg

どうしてだよおおおおおおおおおおおおおお



もう無理、マジで無理!!そして元々持っていたハイオリーダ2枚目を無念のポン置き!



どうだ、まだチャンスあるのか……???



弥生町選手「パーリ、ガヨウ、ヤッタレ、ジョジョジョ……エンドで。」



?!?!??!?!?!??!?????



まだ走ってこない!!!!!まだ勝てる!!!!



セキボン「ドローーーーーーーーォォォォオオオオオオオッッッッッッッッツツツツツ!!!!!!!!!」



card100101057_1a.jpg



…………………………



………………



………







天罰だ。セキボンはそう思った。

殆ど無調整で臨み、それでも相手の事故やミスにつけ込んで勝利し、それでも最後にはプーンギに屈するも、運だけでGP128位を達成した自分への、天罰だ。



何が愛機だ。何が絶十の第一人者だ。



俺は今こうして、フィーチャー卓で、ただただ酷いプレイを晒し、そしてただただ自滅する。



恥だ。



語り継がれるだろう。有利対面に憤怒剣参で動いた上で負けた、にわか絶十使い、と。



さようなら、俺のGP。
ありがとう、俺のデッキ。



8d4818a6833fbc33eb118affd3d690fd.jpg







………



……………



……………………。



弥生町選手「ジョラゴンでアタックします」



セキボン「…………?!」



セキボンは目を疑った。そこに、2体目のジョラゴンの姿が、……無かった。



何が起きたのかわからなかった。

ジョラゴンがみんな盾落ちしたのか、ポクちんが足りないのか、ただ弥生町選手がミスっただけなのか、セキボンには知る由もなかった。

ただ、盤面には、捌き切れないことは無いジョーカーズの群れと、単身で切り込むジョラゴンマンハッタンが居た。



………勝った。いや、勝たせて頂いた。



本来ならbest128で終わるはずのセキボンの物語は、ほんの些細な運命のいたずらで、もう少しだけ続くことになった。



6-2(8-2)



フィーチャー卓を後にしたセキボンを待っていたのは、首が捻じ切れかけたマラかっちを始めとする面々だった。



怒り狂うtaki・◆ドラえもん「何あのプレイ?!!!!!!!」



■喝。

一つわかったことがある。

今日の俺は、強い。



あんなに酷いミスをしても、何故かまだトーナメントに残っている。



というより、それは予選からだった。

4回戦のミスもそうだが、その後も予選の間の自分のプレイは常に最善ではなく、正直ミスもあった。



それでも、相手が事故ったり、ミスったり、何だかんだ後から引きでカバーしたり。



「今日は、勝てる流れだ。」



オバケだの宗教だの、そういったオカルトは基本的に信じないが、勝負事においては違った。
それは、小学3年生から麻雀を嗜んでいたセキボンならではの感性だった。



しかし、その天運も、そう何度も味方はしてくれないだろう。というより、もう充分すぎるほどだ。



「──次はない。」



セキボンの直感が告げる。胡麻粒ほどだったセキボンの“勝ち気”は、このベスト64進出から、「モルネクを、いや、全国を掴む」へと変わっていた。



するとどうだろう?



ベスト64では赤白にギラメシア着地成功、からのハイオリーダバツトラ、ギラメシア攻撃時にマシンガントークで薄氷の勝利(ギラメシア攻撃に対してトリガー3枚も踏んで死にかけたが、マシンガントークのお陰でブロッカーが起き上がってセーフになった。奇跡



ベスト32ではチェンジザに、トライガード絶十ダイヤモン将を狙ったらまさかの盾から天然のナンバーナインでそのまま勝利



モルネクをかけたベスト16では覇道に、シャッフが出てきた返しにダイヤモン将を起点に相手より先に盤面を固めて難なく勝利



夢にも見なかった3000人規模の頂点を目前にしたセキボンに、もう迷いは無かった。



9-2(11-2)、モルネク獲得!



正直モルネクが取れただけでも奇跡に近いのだが、これも今まで、2018年9月頃からずっとこのデッキを使い続けてきたからこそ、すでにミスしまくってるけど自信を持ってこのデッキを握れるし、無調整だけどたどり着けた境地だった。



「絶十サッヴァーク、最高のデッキや」



終わり良ければ全て良し。モルネクを手にした自分は、誰よりも笑顔だったと自負している。



■最高の舞台へ

ベスト8。セキボンの次なる目標は、「全国出場」に切り替わる。

全国出場への切符は、たった3枚。しかし、その切符は、あと2勝にまで迫った。



──あの時よりも、ずっと近くにある。



あの時とは、2018年度の北海道エリアだ。

万全の構築と練習量で臨んだ、2ブロ絶十。しかしその思いはベスト16で悔し涙となって砕け散り、そして同じ構築が優勝した。

ここまでしても、勝てない。
ここまでしても、なおミスる。

あの日の戦いは、一生忘れることはない。



しかし今度は、あの時よりもずっと近くに、全国が待っている。



全国出場は自分にとって、憧れであり、目標であり、夢であった。

2017年も、2018年も、あとちょっとが遠かった。それが、あと2勝のところにある。



「勝ちたい。」



そうしてセキボンは、3度目のフィーチャー卓へ足を向けた。



そこにいたのは、じゃきー選手。2015年の全国覇者だ。



全国覇者が、このGPでもモルネクを手にしたと。2019年のGP覇者になろうとしていると。一体どんな化け物なんだと。(失礼)



自分も負けるわけにはいかない。そして、ここまでのフィーチャーでミスを連発しまくりな自分は、とにかく緊張しないように努めた。

セキボン「ラムネ食べますか?」



imgrc0082423877.gif



じゃきー選手は、快くラムネを受け取り、フィーチャー卓に一瞬だけ和やかな雰囲気に包まれる。

自分もラムネの甘さと和やかな空気に身を任せ、覚悟を決めた。



「どんとこい」

勝っても負けても、悔いを残すまい。



Game.1(ここから2本先取)



後攻のじゃきー選手

card100050470_1.jpg

card100014640_1.jpg



やっぱり化け物じゃないか!!!!!!!!!!!!!!(失礼)



流石、全国覇者。
流石、ここまで勝ち上がってきた、猛者の中の猛者。

それぐらいのガン回りは、覚悟しろ、ということなのか。



こちらも憤怒スタートで絶好形ではある。しかし、普通に動いたのでは、ニヤリーゲットに追いつけない。

意を決し、転生→絶十を送り込む。幸いにも裏向きが天然の紋章だったので、憤怒を抱えて、次ターンのビッグアクションに備える。



じゃきー選手「ヤッタレ、パーリ……エンド。」



止まった。心臓止まった。ジョラゴンまであったら伝説の後手3ジョラゴンじゃん。デットソードでゲームセット、バイナラでもほぼ負けじゃん。怖い怖い怖い。



パーリ出た時は本当に怖かった。めっちゃ汗かいた。



返しのターン。憤怒スタート、からの剣参。トライガードでもう少しアクションが欲しいところだが……無し。集結エンド。

棒立ちの絶十。相手の盤面的にも、かなり死を覚悟してターンを渡す。



card100067527_1.jpg



終わった…。

これにジョラゴンが添えられて終わりだ。



……まぁ仕方あるまい。いくら有利対面とはいえ、ヤッタレニヤリーの殿堂ムーヴは重過ぎるんや……。



残り2本に賭けよう。そう思った。



ところが、じゃきー選手は更にジョジョジョでジョラゴンを探しに行く(多分)も、キャッチできず(多分)。ヤッタレとパーリをさらに添えてターンが戻ってくる。



……マジか!



「さすがに勝った」



憤怒、トライガード、ハイオリーダ。このデッキの真髄が動き出す。穿ツで盤面を触り、サッヴァークでさらに盤面を触り、大量のGRに耐性を付与。



ヤッタレマン1枚の盤面からジョラゴン複数はほぼない。来たとしても、散らした表向きと手札の穿ツ、盤面のブロッカーで充分やり過ごせる。返しの打点も申し分ない。



全国の視聴者に、ハイオリーダの強さを伝えられた瞬間だと思った。そうだよ、俺がフィーチャー卓でやりたかったことは、これなんだよ(自己顕示欲の塊)(ちょっと前にミスりまくって醜態を晒している)



結局じゃきー選手もジョラゴン単騎からスロットンからマンハッタンを着地、それを穿ツで軽くいなして勝利した。



ニヤリーゲット打たれた時は万事休すかと思ったが、その後の相手の引きに助けられた。大きすぎる一勝だ。



いけるぞセキボン!



Game.2



心のセキボン「おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」



何を隠そう、事故ったのである。



ただただ、事故ったのである。



3コスト以下が、無いのである。



8a42aa58.jpg



いや、こんなところでくたばってたまるか!!軽量の紋章引いたら勝てるやんか!!頼むって!俺のデッキ頼むって!!!!!



セキボン「ドローッッッッ!!!!!!」



card100101294_1.jpg



IMG_8194.jpg



セキボン「……………ありがとう、神よ」



ありがとう、神よ。このデッキはこのドローで買取束から環境デッキに生まれ変わりました………('ω……………



そうして、結局セキボンの初動は憤怒剣参の最高形。ありがとう、神よ。



さて、ここで分岐が訪れる。相手の動きはポクちん→ポクちん。絶十を完全に止められた格好だ。



転生穿ツでお茶を濁すか、絶十を犠牲にサッヴァークまで送り込むか………。



いずれにせよ、まず転生で動くのは間違いない。裏向きの盾で判断しよう。



card100147242_1.jpg



プランが、決まってしまった('ω')



あまりの自分の引き強にちょっと怖くなりつつも、「今日はそういう日なんだ」と言い聞かせながら、意気揚々と絶十を犠牲にサッヴァークを送り込む。次のターンそこにハイオリーダを追加してドラゴンWブレイク!GRクリーチャーを広げながら、“ジョラゴンがほぼ絶対に返せない盤面”を構築する!



そうして、セキボンのベスト8は、有終の美を飾った。これ以上ないほど、“このデッキの強いところ”を引き出せた。



最後はがっちりと握手をしてくれたじゃきー選手。後からその時の心境をカバレージで知ることになるが、この最高の舞台で戦うことができて、本当に良かった。願わくば、もう少し上の方で当たりたかった。



そんなじゃきー選手の無念を背負いつつ、セキボンは全国を賭けた大一番に臨む。



13-2(11-2)



■天国、地獄、やっぱり地獄?



興奮覚め上がらぬセキボンに、LINEが届く。

image2.png

この時点で、ベスト4の面子が揃う。

白零サッヴァーク
メタリカミッツァイル
黒緑ドルマゲドン
黒緑ドルマゲドン



──え、勝てる対面いなくね…………?



GP8th、準決勝。対面に座るは、plus α選手の、黒緑ドルマゲドン。



……無理だ。黒緑ドルマゲドンは10回やったら9回負ける“ド不利対面”。



というか、これがこの日初めての対黒緑。今まで当たらなかったのが不思議なくらいだ。



……これは、奇跡を起こすしかない。



仮にここで負けたとしたら、3決で全国の切符を争うことになる。しかしその3決の対面は、同じく1:9対面のドルマゲドンか、未知数ながらメタカードがキツそうなミッツァイルかの2択。



いや、無理だコレ。終わった。どう考えても、無理。



この時のセキボンの心境は、諦めだった。



ここまで、本当にいい夢を見させてもらった。けど、もう勝てる相手が残っていない。



4位だ。



せっかくここまで勝ってきたが、ここで俺の夢は潰えるんだ。



いつも、あと一歩届かない。それが、セキボンにとっての“全国”だった。



8d4818a6833fbc33eb118affd3d690fd.jpg



吹っ切れたセキボン「……ま、いっかw」



考えたってしょうがない。無調整でミクセルとモルネク貰ったんや。あとはなるようにしかならんw



そうして、半ば諦めモードのセキボン、全国への切符を賭け、戦いの火蓋を切って落とす。



Game.1



card100001701_1.jpg



card100004994_1.jpg



どうるわああああああああああああああああ



終わったあああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁあああるぷす



43ce14c63c762ec760b79c2a31c1ce15_mk.jpg



ただでさえ不利対面、なのにロスマイもケアできないほど呪文しか引かない自分!



セキボン「ダイヤモン将召喚…」



意気消沈。ダイヤモン将1枚だけで勝てるほど、甘くない。



何とかトップした剣参でリソースを確保するも、禁断残り1枚のドルマゲドンと、デッドゾーンの前に盾が次々に剥がされていく……



はずだった。しかし、セキボンは何と都合よく最後の手札がギラメシアで、盾の死守に成功する。



セキボン「ドローします。……!!?」



card100064811_12.jpg




こ、これなら!?



ギラメシアからの龍終炸裂、全体をフリーズさせ、裏向きの盾を追加。相手の盾を割り切ってこちらの盾を増やせば、まだ勝機が、何ならこの棒立ちのダイヤモン将でジャスキルあるで!!!!



不利対面、まくったる!!!!



card100101114_1.jpg



▂▅▇█▓▒░('ω')░▒▓█▇▅▂うわああああああああああああああああああああああああ



現実とは、こんなにも無情!!!!この対面が1:9と呼ばれる所以!!!!!



終わった…。



やっぱり無理だ。仮に次を取れても、3本目は後攻。相手が事故るくらいしか、勝ち目が無い。



8d4818a6833fbc33eb118affd3d690fd.jpg



相手「ギャリベータ出して、禁断爆発」

セキボン「はい」

相手「ドルマゲドンでTブレイク」

セキボン「はい(あれ、もう殴ってくるのか。溜めた方が強そうだけどなぁ…まぁ、いうてどうせ負けだしな)」



\パリ-ン/(シールドブレイク



card100101057_1a.jpg



お前……こんなところに。



セキボン「サバキZで絶十」



card100137573_1a.jpg
ポロリ



…お、これはチャンスあるか?
手札には集結しかないが………



セキボン「3マナで集結」



card100147242_1.jpg

card100124359_1.jpg



!!!!!!!!!!!!



(´・`;) こ…これ…これは……………!!!



3軽減ハイオリーダ、からのギラメシアが溜めてくれた分厚い盾を回収!

ハイオリーダ2体目!トライガード!トライガード!GR12体全部出し!!!!!

極めつけは、実質SAを手に入れたガンマスターからの、さっきのギラメシアで使った龍終。相手の盤面は全て横になり、次のターンの行動を許さない。



メメント+スカル+ハンゾウでこのターンは凌がれるものの、GR12体に対する回答は無く、そのままほっそいほっそい勝ち筋を、モノにした。



──勝てた………('ω………………



先攻ロスマイをモロに食らい、ギャリベータでアドを広げられ、ギラメシアからのジャスキルチャンスも生かせず、絶対に勝てないと思ったこの一戦。



この勝利は、あまりにも大きい。



夢の全国まで、あと1本。とはいえ、依然として相手が不利対面であることは変わりない。



奇跡よ、もう一度!



セキボンの眼に、生気が宿った。



1-0



Game.2



card73709603_1.jpg

card73709603_1.jpg

card100059385_1.jpg



4コスの妨害が来ない、優しい……



って、



ぼく「絶十どこだよ!!!!!!」



(絶十サッヴァークというデッキタイプは、絶十が引けないと途端に買い取り束に変貌するのである!!!!!!!!(2回目))



card100025009_1.jpg
\やぁ/



そ れ は そ う 。



今度はplus α選手も、禁断を剥がしつつロスマイで後続を丁寧に奪い、デッドゾーン複数でしっかり穿ツケアもされてオワ。



というか、この対面はだいたいこうなるw



1-1



Game.3



絶十が黒緑ドルマゲドンに勝てるパターンは、いくつかある。

一つは、相手の初動事故。2ブーストが打たれないだけで、正直かなり勝てる確率が上がる。

もう一つは、相手の後続のコマンドが続かないこと。もっと言うと、ゲームにギャリベータが絡まない時は案外ターンが貰え、封印を剥がされるよりも先にこちらが盾に向かうことができる。



3本目は、負け先で貴重すぎる先攻。ハンドは……



「4t絶十をしろ」って言ってる。



まずは相手の2t目。ここで初動事故なら、それだけでも十分勝てるハンドだ。



祈るセキボン「(頼む、薄い勝ちを拾うにはそれしかやいんや………)」

plus α選手「ジャスミン出します」



card100001701_1.jpg



無情。



プリンスデスシックスよりも無情である。



2コスで動かれた以上、次の相手のターンに解体やロスマイを食らってしまうと、ゲームエンドだった。



──祈るしか、無かった。



そうして、運命の後攻3ターン目が訪れる。



祈るセキボン「頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む」



………



……







card73709603_1.jpg



うええあえおおおおおえおおおええおおええおああおおおおくぁwせdrftgyふじこlp



送り出される絶十、そしてダイヤモン将!!そして絶十の効果で捲れるダイヤモン将!!!!



引き強すぎィ!!!



588fbf38.jpg



相手の動きは……ギャリベータ!封印は、まだ3枚も残っている!



「いっけえええええええ!!!!!!」



紋章、ハイオリーダ、からの大量展開、そして、サッヴァークがそれに耐性を付ける。



セキボン「(イケるか………?)」

plus α選手「ダークマスターズで……」

セキボン「(よしよしよし!!)」



封印は、残り2枚。禁断爆発には、まだ届かない!大量のマスター・ドラゴンの攻撃が、龍終と共に降り注ぐ!!!



plus α選手「対戦ありがとうございました!」



うええあえおおおおおえおおおええおおええおああおおおおくぁwせdrftgyふじこlp



キタ━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━!!



image3.png

image3.png

image3.png

142.jpg

IMG_7992.jpg









神は、見放さなかった。



無理だと思っていた対面を、覆した。



本当に、嬉しい。嬉しい以外の言葉が見つからなかった。



ようやく報われた。



やっと、やっとあの舞台に立てる。



まさかそれが決まるのが今日だとは、夢にも思わなかったけど(無調整)。



ありがとう、絶十。

ありがとう、僕に関わってくれた、みんな!



「全国で暴れてやる!!!!!!!」



そう誓った、大き過ぎる一勝だった。



(ちなみに後からわかったのは、1本目も3本目も、カナシミドミノが解答としてデッキに眠っていたとのこと。引かれなくて良かった…………)

card100021332_1.jpg



15-3(13-3)



■決勝



全国で暴れる、その前に。



「ここまで来たら優勝しかない!」



全国を決めたセキボンとハイタッチを交わした、ZweiLanceからの激励だった。



そう、もう1人、倒すべき相手が。



──デデンネ選手。



──赤白メタリカミッツァイルという、初めて目にするアーキタイプ。



心のセキボン「(黒緑じゃなくて“まだ”良かった………)」



そんなセキボンの安堵は、後攻2ターン目にして打ち砕かれることになる。





card100147344_1.jpg



何だお前!!!!ざっけんな!!!!!!!強すぎだろ!!!!!!!!!



しかもこんな時に限って憤怒無ェ!!!!



セキボン「エンドで」

デデンネ選手「3マナ」


card100142196_1.jpg

card100147344_1.jpg



おいいいいいいいいいい!!!



いやでも、とりあえずダイヤモン将立てておけば………っていうか、初手で轟轟轟マナ置かれてるんだけどォ?!?!?!??



card100067593_1.jpg

card100101012_1.jpg



IMG_7992.jpg



なぁんだ、わかり切ってたことじゃないか。

このデッキは、プーンギ、ミクセルで、詰む。(2回目)

だから、一度このデッキを諦めたんじゃないか(2回目)

そして、“避けては通れない”と自分で評した“赤白轟轟轟”に、“想定通りの負け方”をした、ただそれだけのことなのだ(2回目)



あぁ、無調整で臨んだ自分には、お似合いの終わり方だ(2回目)



8d4818a6833fbc33eb118affd3d690fd.jpg



いい夢を見させてもらったよ、本当にありがとう………………(2回目)



………



……







とか言ってる場合じゃねぇ!!!!



せっかく先攻だったのに捲られたけど?!?!!?!???



GP優勝、ちょっと遠のいちゃったけどおおおおおおおお?!?!????



Game.2



card100147344_1.jpg



うーん、どうにかならんのかこのカード……。強すぎるっピ………。



3t目セキボン「エンドで」

3t目デデンネ選手「3マナ」



card100061338_1.jpg



プーンギプーンギじゃないだけ、マシか……



セキボン「ダイヤモン将」

デデンネ選手「バーナイン」



この時、セキボンのハンドに残っていたのは龍終と穿ツ、ハイオリーダと絶十。



心のセキボン「(あのバーナインはすぐにでも処理したいが、それはできそうにない。ならば、龍終で寝かせて取るしかないか…)」



セキボン「ハイオリーダ」



デッキが応える。



card100146570_1.jpg



1/2ガチャ成功!



相手もバーナインとはいえ、軽減無しからなら大量展開は来ないだろう。次のターン龍終で盤面いなしながら、ダイヤモンド将とハイオリーダでアド差を広げれば……。



デデンネ選手「クリスタ、ハムラービ、ソルハバキ、ミッツァイル!!」



card100147227_1.jpg



( 'ω')ファッ



展開はゆるやかだろう、と思い込んでいたらまさかの超展開。



おいおいおい……。



デデンネ選手「サヴァクティス2枚、ドナート2枚をGR召喚。4枚ドローします」



賢い。素直にそう思った。ミッツァイルにこんな使い方があったなんて。目から鱗であった。



……いや目から鱗はいい。問題はこの盤面だ。かたや手札も盤面も潤沢になったデデンネ選手に対し、かたや絶体絶命のセキボン。



勝負あったか…………。



トップデックは転生。龍終と穿ツをキープするために、直前にやむなく埋めた絶十が悔やまれる。(というかここがミス説)



心のセキボン「(転生、穿ツで盤面取って、GR2回、2ドロー。龍終で盤面寝かせつつ、GR1回、1ドロー。それで盤面もう1体取って……いやこんなんで勝てるんかいな……)」



これはスト負けか?



チラリと悪い予感のしたセキボンに、またしても神が舞い降りる。



セキボン「転生で」



憤怒の重なった盾を取る。そこに裏向きで眠っていたのは……



card100101057_1a.jpg



index3.png



セキボン「サバキZ絶十」


card100137573_1a.jpg
ポロリ



index3.png



いやこれちょっと豪運すぎません?!?!????



1ドロー、GR2回、からの6軽減穿ツ、2ドロー、GR1回、ジョラゴンGS攻撃時に龍終、2ドロー、GR1回、ダイヤモン将とハイオリーダで殴り返し、ジョラゴンGSで殴り返す時に龍終、2ドロー、GR1回、マシンガントークでハイオリーダ起きる、ハイオリーダとジョラゴンGSで殴り返す──。



いや、マジで運だけやんw



1-1



Game.3



いよいよラストゲーム。泣いても笑っても、これで最後だ。



先攻のデデンネ選手、めちゃくちゃシャカパチが早い。迷う余地が無いといったところか。



デデンネ選手「2コス」



はいはいプーン



card100050488_1.jpg



なるほど、憤怒は打っていいよってことね。

いや、無いけど。



デデンネ選手「バーナイン」



先攻クリスタバーナイン。確かに先攻最強の動き。ただしこちらからすると、プーンギもタスリクも居なくて助かる。しかし、憤怒の無い後3tでやれることと言えば剣参を打つくらいで。



先4t。ここでプーンギかタスリクを添えられたら、ゲームセットだった。



デデンネ選手「バーナイン2ドロー。……ミクセル2ドローでエンド。」



?!



呪文メタ無し????



「まだ、ワンチャンある」



……しかし、セキボンの手札には、盾回収も絶十も無いのであった。



………



……







終わった。



──完敗だ。



動画配信では、ただデデンネ選手の先攻ブン回りに一方的に倒されたように映ったかもしれない。しかし、呪文メタが添えられなかった先4tは、デデンネ選手にとっても賭けだったのではないだろうか。



ここで盾回収+穿ツ+絶十、みたいな動きがあったなら、もしかしたら勝負はまだわからなかったかもしれない(それでも厳しいかもしれないが)。



だから、個人的には結構紙一重の勝負だったなぁ、と振り返る。



そして、その紙一重の勝負を制したのは、セキボンではなく、デデンネ選手だったのだ。



──でもまだ何が起きるかわからない。最後まで見守ろう。そう思った矢先、



デデンネ選手「ミッツァイルでSAになったサヴァクティスでアタックする時、



【革命チェンジ!】



ハッとした。



全ての点と点が、線で繋がった感覚だった。



ある時は、プーンギ、ミクセル 、ハムラービを駆使して戦う、赤白轟轟轟として。



ある時は、ダイヤモンド・ソードの代わりに1マナでSAを付与するミッツァイルを手に入れた、サザンの無いメタリカとして。



そしてある時は、全ての盾を貫く、最強のコンボデッキとして。



このデッキは、姿を自在に変える。



card100040296_1.jpg

card100067593_1.jpg




seto.png

うわああああああああああああああ


──美しい、美しすぎる。



こんな“凄い”なんて言葉では形容しきれない【スペシャルなデッキ】を目の当たりにして、ひたすら感動していた。こんなデッキを思いつく猛者がいるのか、と、ただただ感無量だった。



セキボン「投了します」



力強い握手を交わす。そして、何度も何度も、賞賛の拍手を送った。



本当に、本当に良いデッキだった。彼こそ、優勝に相応しい。



彼は勝つべくして勝った、そう思えた瞬間だった。



その気持ちが、あの拍手を、自然とセキボンにさせていた。



16-5(14-5)



──夢の時間は、終わりを告げた。



…………



……







なーんて言えるのは、優勝こそ逃したものの、全国の権利を獲得してたからなんだよね(雰囲気ぶち壊し)



これがもし全国への切符を賭けた勝負だったとしたら、多分暴れ散らかしてたと思う(雰囲気ぶち壊し)



■終わりに



今回のGP8thと、重なるものがある。



熊本超csだ。



ほぼ無調整の状態で、ただ自分の使いたいと思ったデッキを使う(情デッキィ選択)。



そして、豪運を味方につけて、あれよあれよと勝ち上がる。



ついでに結局準優勝で終わってしまう辺りも、実に自分らしいな、と思ってしまった。



……どうにも自分は、環境を読んだり、色んなデッキを使いこなしたりは出来ない。何なら、このデッキでも未だにミスを連発する。そういう意味で、“本当に強いプレイヤー”では、全然無い。



しかし、一番好きなデッキで勝つこと。これに勝る喜びは無いな、とも思う。



あれから、4ヶ月も経った。殿堂も挟みつつ、環境もどんどん変わっていった。その度に色んなデッキを触ってきた。



それでも、未だに自分が一番信用しているデッキは、このデッキだ。困った時に、つい頼りにしてしまうのが、彼なのである。



card100101057_1a.jpg




そんなこのデッキへの労いの意味を込めて、トライガードを全てプロモに変更するセキボンであった。



おわり





(↑勝数数え間違い)



Thanks

◆ドラえもん
マラかっちの面々
応援して下さった全ての方々
対戦して下さった全ての方々
運営して下さった全ての方々

and you !
スポンサーサイト
[ 2019年08月06日 21:43 ] カテゴリ:大会レポ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

総閲覧数
Twitter
カテゴリ
カレンダー
07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ニコニコ生放送
プロフィール

セキボン

Author:セキボン
もっとくわしく
※管理画面