【非公式カバレージ】Round.1 なつひこ vs イマイズミ【全国大会2019エリア代表決定戦北海道大会】

Q.これは何?!
A.エリア予選で、観戦役のセキボンが独断と偏見で選んだアツい卓を、公式に無許可でカバレージにしちゃうコーナーだよ!!!(プレイヤーには許可取得済)
注)人生初カバレージです
注)今回は鮮度優先で書いているので、カバレージとしての完成度はあんまり期待しないでね
ではどうぞ!!
──。
Round.1
なつひこ vs イマイズミ
「予選ラウンド、第一回戦のペアリングを、オンラインで公開しました──」
ついに、この日がやってきた。ここにいる90人のDMPが、思い思いのデッキを引っ提げ、たった1枚の切符をかけ争う。……きっと特別な一日になるに違いない。
ところでこの筆者セキボンは、幸運にもGP8thで劇的(?)な準優勝を成し遂げ、その権利を取得済み。この日は高みの見物というわけだ。
そんな気になる第1ラウンドで筆者が取り上げるのは、このマッチング。
なつひこは、筆者とも親交があるプレイヤーの一人。最近で言うと、GP8thDay1の2ブロックで、セキボンらと共に「赤青覇道」をシェアした一人だ。
デュエマに関してはやったりやらなかったりの時期を挟むが、最近は精力的にcsにも顔を出し、8月25日の第20回ドレミcsでは、悲願の個人cs初優勝を「赤白サンマックス」で飾った。
プレイヤーとしては、最近ではあまり奇をてらわず、素直に環境で一番強いテンプレートに近いデッキを握っていることが多いように思う(多分)。
イマイズミも、北での活躍は長い。
父親である「やす」と共に親子でデュエマを続け、北海道のcsでも親子そろって見かけることがほとんど。もはや北海道の親子dmpの代名詞と言っても過言ではないだろう(独断)。
父親のやすは「レッドゾーン」を始めとしたアグロ寄りのデッキを使い、息子のイマイズミは少し前なら「ロージア」のようなコントロール寄りのデッキを使う印象が強い。(やすは最近は青魔導具に浮気しているとかなんとか……)
その証拠に、イマイズミは1月19日の札幌ラボcsで「ドロマーハンデス」で優勝を収めている。果たしてこのエリアではどのようなデッキを持ち込んでいるのだろうか。
そんな実力者同士のこの一番。勝利の女神はどちらに微笑むか。
──。
先攻はなつひこ。1ターン目から《ザババン・ジョーカーズ》をプレイし、ハンドを整える。この時点で、ほぼ間違いなく「赤青ジョー星ミッツァイル」と見て間違いないだろう。
一方後攻のイマイズミは、《テック団の波壊Go!》をマナにセット。この時点ではまだデッキは不明だが、やはり彼が得意とする「コントロール寄り」のデッキを彷彿とさせるカードだ。
2ターン目。赤青ジョー星ならばできればこのターンからアクションを開始したいところではあるが、《“魔神轟怒”万軍投》をセットしてターン終了。どうやらここでの動きはない模様。
イマイズミは2枚目の《テック団の波壊Go!》をセット。まだ何のデッキかは分からない。
3ターン目、なつひこが動く──。
まずは《メラメラ・ジョーカーズ》でハンドを入れ替え、続いて唱えるのはもちろんこのカード!

《“魔神轟怒”万軍投》!!
このデッキの大黒柱がさっそく火を噴く!万の軍が投げつけるは《ゴッド・ガヨンダム》《全能ゼンノー》《無限合体 ダンダルダBB》!!

しかし、2ターン目に動けていないなつひこのアクションはここまで。このままターンをイマイズミに明け渡す。
イマイズミも負けじと、3マナをタップ。

そう、イマイズミが持ち込んだのは「青黒ハンデス」!!手札が薄くなっているなつひこを、容赦ないハンデスが襲う!
……しかし、なつひこの場には《ダンダルダBB》、墓地には《万軍投》。イマイズミにとっては依然として厳しい局面が続く。
と思いきや、そんな筆者の想像は、なつひこのトップにより別な意味で裏切られる。
そのトップとは《花美師ハナコ》!そして、先ほどのハンデスで抜かれなかった方の手札が……

《BAKUOOON・ミッツァイル》!
これを好機とみたなつひこ、ノーチャージから《ハナコ》、そして4体を破壊して《BAKUOOON・ミッツァイル》満を持しての登場!
《ミッツァイル》が引き連れた《ツタンメカーネン》2体で手札を回復するなつひこ。しかしこれだけでは終わらない。《ジェイ-SHOCKER》《バイナラシャッター》と共に、彼の盤面にはすでに6打点がそろっていたのだ!
なつひこは当然シールドを詰めに行く!最悪シールドトリガーを踏んだとしても、《ミッツァイル》《ジェイ-SHOCKER》込みのこの盤面は、確かに返されづらい。
《ミッツァイル》が呼び出したGRクリーチャーが、イマイズミの盾を襲う。1枚、また1枚と、はがされてしまうイマイズミのシールド。そして……
「ダイレクトアタックで!」
まさかのノートリガーのまま、ダイレクトアタックがイマイズミを直撃!!これにはイマイズミも苦笑いw
Winner:なつひこ
「赤青ジョー星ミッツァイル」も「青黒ハンデス」も、「シータミッツァイル」に並ぶくらい、筆者はこの日の会場で目にしていた。
そんな一日の開幕戦にふさわしい、そして現代デュエルマスターズを象徴するような、鮮やかな先攻4キルであった。
また惜しくも有効トリガーを踏ませられなかったイマイズミの健闘も祈りつつ、筆者は次のラウンドのカバレージを選ぶのであった。
……この一回戦こそが、この後の「なつひこ」の長い長い一日の幕開けに過ぎなかったことなど、筆者も本人も、知る由などなく──。
Round.2につづく
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